急速な円安
足元の為替が急激に円安に進行しております。
一部製品を海外から輸入している我々にとっては、待ったなしでダイレクトにその仕入価格が上昇するので、非常に頭が痛いです。
発注からのリードタイムが短いものであれば、為替を固定する為にすぐに決済する場合もありますが、リードタイムが長く、倉庫に入れてからの定期的な出荷で売り切るまでに時間がかかる製品の場合は、買いの与信リスクや金利部分の考慮も入れながら判断をする必要があります。
仮に、発注から製造までのリードタイムが150日程度の製品がある場合、EX絶対値のドル建て価格は出てきますが、150日後の海上運賃を含めたCIF価格は出てこない事が多いと思います。
ここでコストを固定化する為の方法として考えられるのは、為替予約と海上運賃先物の組み合わせです。我々の会社規模ではこのような手法を用いてはおりませんが、パートナー企業様の了解の下でチャレンジするタイミングに来ていると感じます。