マスクの進化
先日ガソリンスタンドのシフトに入っていた時、汗でマスクが濡れてきた為、ガソリンスタンドに備え付けのマスクをして表に出たところ、暫くすると急に息苦しくなって、外さざるを得ませんでした。確認するとだれもしなくなったマスクとの事で、理由は同じでした。
見た目はかわりませんが、中に入っている不織布のフィルターや、耳にかけるゴムの部分の長さが異なります。特に性能を左右する不織布の部分ですが、ウイルス/細菌の捕捉性能、空気の通りやすさ、厚み、強度など、使用してみて初めてわかる事が沢山あります。
当社は、液体や気体を濾過するフィルタ―の取り扱いもあるのですが、不織布を製造するメーカーが、フィルターメーカーに素材を提供していたり、マスクそのものを製造していたり、フィルターメーカーがマスクを製造していたりと、各々のノウハウがマスクに入ってきています。
薄くて、強度があり、ウイルス/細菌の捕捉性能があり、空気が通りやすく、耳にかけた時の違和感が少ない。市販されている製品も、いつの間にか消費者の声を反映して進化しているのではないかと感じました。