We show greatest presence in the local market within the domain of Chemical & Energy
我々は、ケミカルとエネルギーの事業領域で”地場”産業の発展に貢献致します。
会社案内     東部営業所   福山販売支店
三泰産業株式会社

Santai Sangyo Co., Ltd.Chemical & EnergySale, Storage, & Delivery

コンテンツに移動します

SAF(Sustainable Aviation Fuel)

Santai Sangyo Home Page
公開済み by 福永芳顕 -U174の 社長独言/備忘録 · 水曜日 18 12月 2024 ·  1:00
Tags: SAFSustainableAviationFuelaviationsustainabilityrenewableenergyemissionsreductiongreentechnologybiofuelsclimatechangeaviationindustry
「バイオジェット燃料生産技術開発事業」
持続可能な航空燃料(SAF: Sustainable Aviation Fuel)の効率的な製造と供給のための仕組みづくりや、SAFの原料開発などを行う事業。日本政府は、2030年に国内航空会社が使用する航空燃料の10%をSAFに置き換える目標を示しており、バイオジェット燃料生産技術開発は日本にとって欠かせないミッションとなっています。(NEDOの取組事業)

本日オンラインで上記の成果報告会があり、拝聴させていただきました。
報告内容と質問内容をじっくり考えてみますと、SAF原材料の入手、運搬、製造、認証、コスト、流通などが課題として挙げられます。

廃食油は、既に様々な用途で使用されているので、事業者が排出に困る事は無い状況の中で、原料として廃食油を入手する為には、家庭から排出される約9万トンと、現在輸出されている12万トンの一部を引き剥がすしかありません。この数量を同業者間で取り合うのは、価格が上がってしまうだけでなく、安定的な原料の調達を妨げ、且つ持続可能な行為とは言えない故、現時点で実用化までのタイムラインが最も早く、且つ全国の事業者を巻き込んだコミュニティーが出来ている先が中心になり、早期に進めていただきたいものです。

日本国内の生産物から出てくるバイプロや、現時点では未だ先鞭がつけられていない材料、廃棄食品残渣からのSAF開発、糖類→アルコール→SAF、穀物(非食部分)→アルコール→SAFなど、活用出来そうな材料は未だ沢山あると思います。
回収方法を工夫する代償として、今までの方法を変更する事も必要になると思いますが、産業、官、学、地域(個人)が連携しなければ、人、物、金がまわる仕組みはつくれません。

例えば
①家庭用から排出される9万トンの廃食油を回収する為の方法は?
・全国からアイデアを募集する。
・パイロットの実証地域を拡大していく。
・ゴミの出し方を変更(シンプルにして負荷を下げる。プラスチックゴミ サーマルリサイクルをしているのならば、可燃ごみと分別する必要があるかどうか?)そのかわり、廃食油を出す曜日を設定する。(容器をどうするか、、コンタミの問題)
・地元スーパー、コンビニ他に容器を設置して回収。(植物油(フライヤー向)の納入業者の帰り便で回収が出来るか? 新聞紙のように盗難されるリスクを回避可能)
・回収率を上げる為に、1Lあたり1枚のコインを排出が想定される9万トンの裏付けとして発行、〇〇枚~ 或いはレンディング SAF1Lと交換が出来るようにする。業界団体はSAFの製造数量の〇〇%を定期的にバーンして流通量を下げる。人口が減少すると、家庭用の廃食油は減る。結果、発行枚数も減る。(暗号通貨、DAOのような仕組、ゲーム内アイテム(燃料関連)課金アイテムとしてコインの使用など)
②もみ殻からSAFをつくれないか?
・持続可能な材料
・日本の場合は、米作りの担い手問題と大規模農業化が必要か?
・米の海外販売比率を上げる。
SAFを製造する為にはもみ殻が必要、その為には米を作って販売しなければならない。(消費を増やさなければならない)
・補助金(=税金)を使わないで出来る方法はないか?
・もみ殻由来のバイオコークスとどちらが地球にやさしいか?


ケミカルとエネルギーで価値を提供する
三泰産業株式会社
〒730-0053 広島市中区東千田町1-3-20
TEL:082-245-2241 FAX:082-245-2240
COPYRIGHT 2020-2030 Santai Sangyo Co.,Ltd. All Rights Reserved.
コンテンツに戻る