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PFAS フォーエバーケミカル2

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先日某テレビ局の特集で、全国の水道水に含まれるPFASの残留濃度が、国が設定する暫定基準値に対してどのようになっているか、地域毎に色でマッピングされたものを拝見しました。
国は、98%汚染源が不明としていますが、工場などから河川や地下水を経由して浄水場に入り、水道水へ混入している事が推測されます。テレビ局の調査で、産業廃棄物として受け入れた使用済の活性炭から漏れ出しているのではないかという疑いを業者のインタビューも含めて紹介しておられました。

これは、工場から排出される使用済の濾過材(産業廃棄物)に関して全般的に言える事ですが、水源が汚染されていて、それを濾過材を用いて水を浄化するという事は、吸着の限界までに汚染物質を濾過材でキャッチし、排出されないように溜めこむという事でもあります。濾過材の種類によって特定の物質をとるものもあり、また、様々なイオン、有機物の存在下や温度、PHの条件により、狙っている物質を思ったほどとれない場合もあります。

今回中国地方のある浄水場のPFAS濃度が1200ng/L で国の暫定目標値である50ng/Lを大きく超えるという事例が発生しました。野ざらしに置いてあった使用済活性炭から漏れ出したPFASが水源を汚染したのではないかという事のようです。事実、活性炭の吸脱着は温度に大きく依存します。メーカーのホームページを確認すると、回収してきた活性炭を再生するには、800~1000℃で、炭化賦活させるようですが、環境省が令和 4 年 9 月に策定した「PFOS 及び PFOA 含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」では、約 1,100℃以上を推奨焼却温度としている為、活性炭の再生をしておられるメーカーにおいても、より厳しい処理方法の確立を求められる可能性があります。(既に対策済というメーカーもおられると思います)

また、先程申し上げた、特定の有機物の存在下で狙っていた物質を思ったほどとれない場合があるという事ですが、PFAS除去においてTOC(Total Organic Carbon)もその1つであります。TOCは、水中に存在する有機物の炭素総量ですが、腐葉土、微生物などに由来します。PFAS除去を成功させ為には、TOCの除去、分解は最も重要な要因の1つです。

当社も、PFASを吸着可能な高性能活性炭フィルタ―の正規代理店をさせていただいたおります。MATRIKX🄬 CTOという製品ですが、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの関連会社で180年以上も歴史のある、Marmon Industrial Waterの関連先が製造している製品です。

PFAS単独の除去性能は下記の通りです。
10インチのフィルタ―で、原水PFAS濃度1500ng/L の水を、1.9L/分の条件で通水して、95%以上除去可能な積算水量が12300L

ご興味がございましたら、カタログを御確認ください。
https://drive.google.com/file/d/12TwRO2yoFStX5yNDKIR08ARpPD2A3i6O/view 日本語簡易版
https://drive.google.com/file/d/1ddgwlVjMsRb-Zih8zKg2CAZ_Xi4fOPne/view 英語原紙

尚、PFASを除去する方法は、活性炭だけではありません。先日海外の展示会でいくつか見てきましたが、イオン交換樹脂もその1つです。恐らくこちらは、吸着後の産業廃棄物は焼却になろうかと思います。(再生時にPFAS含有の排水が出ますが、その処理方法を確立している先であれば可能かと思います。) また、RO膜による処理も1つの方法です。

お困りの事がございましたら、お問合せください。



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