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関税でTAX on TAX

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公開済み by 福永芳顕 -U174の 社長独言/備忘録 · 金曜日 06 12月 2024 ·  1:00
Tags: 関税TAX税金輸入経済貿易コスト政策ビジネス取引
ガソリンには、ガソリン税53.8円/L(揮発油税48.6円 地方揮発油税5.2円)と石油税2.8円/L(石油石炭税2.04円 温暖化対策税0.78円)が課せられており、そこに本体価格を足し合わせた金額に対して、10%の消費税がかかるので、製品価格の約4割を税金が占めています。
明らかに二重課税TAX on TAXだと思うのですが、国税庁の解釈は異なります。
消費税の課税標準価格には、上記の税金及び同じような解釈の酒税やたばこ税などの個別消費税は、メーカーが納税義務者として負担する税金で、販売価格の一部である課税標準価格に含まれるという解釈です。

現在、”関税”に関してトランプ次期大統領が特定の国に対して、条件付きで大幅な関税を課す旨の発言をしておられます。(不法移民、フェンタニル、USDを決済通貨として使わない国)米国企業も様々な理由で、中国やメキシコ、カナダに製造拠点を構えている企業が多々ございます。仮に中国やメキシコからアメリカに輸入した部品で、米国内で完成品を組立て、各々の国に完成品を輸出しようとする場合、当該国からの報復関税が課され、関税の二重課税TAX on TAXとなる為、恐らく全く商売にはなりません。第三国に輸出する場合でも、関税はかなりの重しになります。回避する為には、製造を自国内に回帰させるか、第三国に製造拠点を移すかになりますが、末端製品の価格が上がる事は避けられません。我々の防衛手段としては、情勢が変わる前に発注をかけて在庫を積み増すくらいでしょうか、財政収支が悪化している国が、悪手として関税の事を持ち出すと、EPAやFTA、TPPなどの多国間貿易協定が振出にもどってしまうのではないかと危惧します。




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