リスクヘッジ
リスクヘッジとは起こりうる可能性を予測して、それに対しての対策を打つ、或いは体制を整えて置く事を言います。
投資の世界では、デリバティブなどがそれにあたりますが、当社周辺のビジネス領域においても、原油デリバティブ(先物取引)や天候デリバティブなるものが存在します。保険を付保する事もその一つではないかと考えられますが、一つの側面から考えると、博打と受け取られても仕方がないものもあります。但し、事業を継続する為のBCPにおいて、リスクヘッジをする事は大切な事ではないかと感じます。
各国の石油会社は、世界中から原油を調達しています。これもリスクヘッジの1つ、ウオーレンバフェット氏の投資会社が、日本の5大商社の株をポートフォリオに組み入れる事もある意味ではリスクヘッジです。(総合商社は工業、農業、水産業、医療、資源の権益~小売業 アップストリームからダウンストリームに至るまで、様々なビジネスをしており、1社に投資をする事は、様々な業種のポートフォリオを持つ事とある意味では同じ)
ただし、リスクヘッジに関しては、様々な可能性を検証した結果として、リスクがより少なくリターンが大きいもの、或いは不確実性を解消できるものにヘッジをかけているように思います。ある一定のコントロールが可能なものにヘッジがかけられているとすれば、彼らにとってはリスクヘッジではなく、堅い施策のうちの1つという事になりますが、、、