選択肢増加による効率の低下
昼食で近隣の牛丼チェーン店を利用する事が多々ありますが、昨今立て続けに2回同じような経験をしたので、記録に残しておきたい。
入店すると液晶の食券券売機があり、店内/持ち帰り、メニュー選択画面、(例えば牛丼にすると)、ご飯の量、ご飯の上にのせる/別の皿で、支払方法(選択しないと現金が入らない)などを経て、ようやく食券の購入が出来ます。導入された時、選択回数が多く戸惑う事がありましたが、後ろに列が出来ていると、ゆっくりメニューを選ぶ事も出来ずに、その日の気分で選択する事も多々あります。
先日、及び前回のシチュエーションとして、どちらも70~80代と思われる男女(利用するのが初めてと思われます)が、画面を見ながら、いったり、もどったりを繰返してどのように購入するかわからず、おろおろしていました。時折、「使い方を教えてくれないのかね」と不満を言いながら、、、次第に後ろに並ぶ列が長くなり、痺れを切らした方は、列を離れていきました。(外は炎天下)
いろいろと試行錯誤の末、助けを求めてこられたので、御意向を聴き、代わりに操作をして購入のお手伝いをさせてもらいました。
以前駅の券売機で同じような事を感じたのですが、人不足を解消する為や渋滞を緩和する為に導入された機器は、時として、開発側がわかりやすいと考えたフローチャート図がシステムに反映されているので、下手をすると、逆に渋滞を助長したり、結果として手間がかかったりする事があります。(慣れるまで時間を要す)勿論、効率を上げる為に導入に踏み切る事が多数であると思いますが、機器の進化と老齢化は同時進行で進んでいるので、開発する側はそのあたりの事も視野に入れた配慮を行い、使う側は学び続けていかなければ、ついて行けなくなると感じました。
ちなみに昔からある券売機は、
お金を入れて、光ったボタンの中から食べたいものを選んで押す。これだけです。
仮に、牛丼チェーンの液晶券売機のソフトをアップデートする事が出来るとすれば、下記をお願いしたいです。
① 音声ガイダンスボタンをつける。(AIガイダンス又は、店内インカムで代行発注) 高齢者補助
②売れ筋上位5件のボタンをメニュー上部の目立つ位置大きめで配置する 選択時間の短縮
② 支払方法選択時に、現金を入れると現金支払いが自動選択される 選択時間の短縮