業界を知る
1年半くらい前から取り組んでいる事があるが、途中で壁にぶち当たり、全く前に進んでいかない。それには様々な理由がある。
1.取り扱う製品に関する試験方法がない
2.守秘義務の関係で公開していただけない情報がある
3.1の理由により、各所で明確な回答を得る事が出来ない
4.一部の試験方法は、英語に翻訳されていない。←翻訳して説明しなければならない
5.様々な法律が入り組んでおり、何を順守すればどこまでが出来るかを明確化して、取引先パートナー企業に説明する必要がある
6.既存の法律や規格書などが、現行の時代に即したものになっていない。(改訂されていない)
出来ない理由をあげても前にすすむ事はないが、恐らく改訂の流れは下記のような形ではないだろうか?
業界団体に所属する企業又は有識者の方が、法律や規格が現行に即していない事から、意見書を関係省庁にあげて承認され、改訂が行われる。その情報が登録機関へ伝達され、改訂された法律や規格に基づいた試験方法で証明書を発行する。仮にその試験方法で新たな機器が必要になれば、試験機関はそれを準備する必要がある。登録機関や業界団体に属していれば、情報を流していただけるが、一個人、一企業では各々がアクセスしてその内容を確認しなければならない。