アクアテックアムステルダム2025
公開済み by 福永芳顕 -U174の 社長独言/備忘録 · 金曜日 21 3月 2025 · 1:00
Tags: アクアテック, アムステルダム, 2025, 水, 環境, テクノロジー, 展示会, イベント, サステナビリティ, 業界
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3/11~3/13迄、オランダアムステルダムで開催された、AquatechAmsterdam2025(アクアテックアムステルダム2025を訪問しました。2年に1回開催される展示会で、水処理、飲料水、排水処理など800以上の出展者と、20000人以上の来場者を誇る展示会です。
弊社のお取引先様も約20社(直接/間接)出展しておられ、面と向かって込み入った話が一度に出来る、数少ない展示会であります。出展者側も新商品のお披露目や、海外パートナー企業との情報交換、パートナー企業同志を引き合わせて新たなケミストリーを創出させる、数少ない機会ではないでしょうか?
この業界にもトランプ氏の関税問題は影を落としており、現時点で考えられる最善策を模索している企業様や、状況を見守る企業様など対応は様々で、関税率が非常に高い中国の企業は、EU圏に販路を求めてか、200社程度の出展があったと伺っております。
日本は、逆浸透膜メーカー様や活性炭フィルターメーカー様、水処理エンジニアリングの海外子会社やポンプメーカー様が出展しておられました。
今回、Innovation Awards なるものが開催されており、PFAS分解技術、マルチ水質センサーカスタマイズ、逆浸透膜の新構造、ミネラル溶解技術など、非常に新規性の高い製品の紹介がございました。
昨今、”こんな製品があったらいいな” をそのまま形にして下さるメーカー様が出てきており、日本規格の認証をとられた海外製品もいくつか出品されていたので、頭が下がります。
EU圏のメーカーは、デザイン、機能、使い方に拘った製品も多く、ビジネスのスキームをつくる事も非常に上手いと感じます。(少し誇張しすぎている事もありますが、、、)
今回の訪問で将来性を感じたメーカー(現時点では一部しか取扱いはありません)
逆浸透膜のスペーサーを無くしてシート上に印刷する事で、洗浄周期を延命したり、通水量を増やしたりする技術
PSE認証を取得している海外UVC-LEDメーカー(商品の小型化 OEM)
逆浸透膜の濃縮水側に接続する事で、水や圧(エネルギー)を回収する機器
Refill用のボトルと什器を製造するメーカー(1本販売すると、1本アフリカの学校の生徒にプレゼント、学校単位で清掃イベントの啓蒙活動、近隣スーパーでリーズナブルにRefill出来る仕組の構築、ハンドポンプの設置など。その他ホテル向を中心に展開中)
スケール防止メディア(軟水器にかわる製品 再生、逆洗、電気、コントロールバルブ、塩不用)